4月と言えば、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?入学式や入社式など、新しい年度が始まる出会いの季節ですよね。, 今回紹介するのは、4月の有名な俳句から一般の方が作ったオリジナルの俳句まで、私のおすすめばかりです。, また、「季語」と呼ばれる季節を表す言葉を含まなければならないというルールがあります。, (※5・7・5の音が足らないものを「字足らず」、音が多いものを「字あまり」といい、音数がちがっても違和感がなければ俳句として認められています), 日本語にはたくさんの表現がありますので、それに伴い、季語も非常にたくさんの種類があるのです。, 桜まじ、油まじ、菜種梅雨、花の雨、春驟雨(はるしゅうう)、忘れ霜、春の霞、春の虹、花曇、鰊(にしん)曇、蜃気楼、フェーン、潮干潟、苗代、逃水 などなど, 春日傘、桜餅、桜漬け、茶摘み、遠足、青踏、花見、桜狩、夜桜、花疲れ、新社員、春闘 など, 若駒、馬の子、猫の子、オタマジャクシ、春の雁、雀の子、巣立ち鳥、桜鯛、鰊(にしん)、鰆(さわら)、ごんずい、若鮎、ホタルイカ、虻、蚕 など, 桜、山桜、八重桜、ハナミズキ、ライラック、梨の花、杏の花、林檎の花、若緑、桑、柳、アネモネ、チューリップ、菜の花、豆の花、若草、草の若葉 など, 意味:ぼんやりと曇った天気の中で、門のところに咲いている花だけは、静かにその白さをたたえている, 意味:桜狩りだとて、殊勝なことによくもまあ、毎日こうして五里六里もせっせと歩き回っていることよ, 意味:桜の花が雲のように見渡せる日、鐘の音が聞こえてくるのは、上野の寛永寺からだろうか。それとも、浅草寺からであろうか, 意味:いつも聞きなれた雀の声が、高らかに鳴くひばりの声に交じって聞こえてくる。なんともうららかな春の日のことだ, 意味:春の宵、ふと後ろを振り返ると、ぼんやりとした空に月が浮かんでいる。見事な朧月である, 意味:4月の花祭りで、花御堂がたくさんの花に飾られている。重なった花からいい香りが匂っている, 意味:春の長閑さは、あまりにも早く過ぎてしまうあっけない人生のことを忘れさせてくれるものだ, 意味:花見をしようと、せっかく途中までやってきたというのに、雨が降って濡れてしまったことよ, 意味:春の日、読んでいた本の内容があまりにも心に刺さり、思わず本を閉じてしまった。春愁の中に沈んでいきそうな気持ちになっている, 意味:季節が変わり、もの思うことが増えた春。なかなか寝付けずに、浅い眠りのまま朝を迎えてしまった, 意味:桜は散ってしまったけれど、さよならと別れを告げるのではなく、ありがとうと言いたい, 意味:小さな桜貝から、春の空を透かしてのぞいてみました。いつも見える空とはちがった景色を見ることができました, 意味:新人さんたちの姿をあちらこちらで見かける季節になった。まだ糊がしっかり効いている襟は、制服やスーツを着慣れていない証拠だろう。まるで若桜を見ているようで、初々しい気持ちになった, 意味:満開の菜の花を、風が優しくなでているように吹いている。菜の花たちが揺れるさまは、まるで地平線ごと風に撫でてもらっているように見える, 意味:少し前までは、マスクをして咳込んでいる人の姿が多かった。風邪が流行っていたのでそうなっていたのだが、今週からは同じ格好をしていても、「花粉症です」と答える人が増えた。いつの間にかそんな季節になっていたんだな, 意味:大切な人と一緒に映画を観に行った。その帰り道、映画の余韻にひたりながら、花明かりに照らされた石畳みの上を一緒に歩いた。同じ余韻に浸り、そのことを共有できる人がいるというのは、本当に幸せなことだ, 意味:みんなは、お花見の場所取りなんて面倒で嫌だ、というけれど、私は一人でのんびりと桜を眺めることのできるこの時間も、悪くないと思っている, 意味:春眠暁を覚えずではないが、春の陽気につい、うつらうつらと眠ってしまった。そのわずかの時間に、人類がエレベーターで火星に行けるという壮大な夢を見た。ずいぶんと大冒険をしたものだ, 4月はとても暖かく、散歩にも出やすい時期なので、たくさんの自然を目にすることができるね!春の陽気に誘われながらて、散歩をしながら一句詠んでみてね!!, 花御堂とは、お堂をさまざまな花で飾り付けたもので、お釈迦様のお誕生日である花祭りに、誕生仏を安置するためのものじゃ。“花御堂”と“花重なりて”の、“花”という言葉が文字通り重なって、匂い立つような花の香りを感じられる一句じゃなぁ。, 再び炭太祇の一句じゃ。お花見の季節と言えば、花冷えと言って、一時的に冬の寒さが戻ってきてしまうことがある。それに伴い、雨が降ってせっかくの桜が散ってしまうことも。ある意味、とても春らしい一句かもしれんのう。, 本の内容に衝撃を受け、目を閉じて反芻している作者の顔が目に浮かんでくるのう。春愁というのは、春の季節になんとなくわびしくなり、気持ちがふさいでしまったりすることを言うぞ。, こちらの一句も、春愁という季語を巧みに詠んでおるのう。春になると仕事などでも環境が変わり、気が張ってなかなか寝付けないこともある。そんな憂いをとらえた一句じゃ。, 桜咲くという言葉は、一般的には受験合格、入社採用などの知らせに使われることが多いじゃろう?桜散るということは、どこかに落第してしまったのじゃろうか?しかし、さよならではなくありがとうと言う言葉を使っているところから、もしかすると作者は恋に破れたのかもしれんのう。想像力を掻き立ててくれる一句じゃ。, 桜貝と春の空という、ふたつの季語が入った一句じゃ。小さくて壊れてしまいそうに繊細な桜貝から、透かしてのぞいた春の空はどれほどきれいだったのじゃろうか。細やかな、美しい一句じゃな。, 作者は北海道在住ということで、北の雄大な大地に咲く菜の花を想像すると、より自然のやさしさを感じるのう。, 4月と言えば花粉症のシーズンでもあるのう。風邪ですかと聞かれ、花粉症ですと答えるやりとりの中に春のおとずれを感じるという、ユーモラスな一句じゃ。, 花明かりというのは、お花見シーズンに公園などに灯される灯りのことじゃ。作者の幸せな気持ちがしみじみと伝わってくる一句じゃのう。, お花見の場所取りと言えば、少し退屈なイメージもあるが、場所取りをしている間にゆっくりと桜を独り占めできるのは、たしかに“悪くない”かもしれませんのう。作者の感性が光る一句じゃ。, スケールの大きい、面白い一句じゃなぁ。いつか人類がエレベーターで火星に行く、そんな日が来るかもしれんのう…。, 4月とは、新学期・新年度と社会的にも新しい生活が始まる日々じゃ。桜が咲いたり、川魚が元気になったり、植物が芽生えたり…。たくさんの新しい命が誕生する時期でもあるのう。, 【石田波郷の俳句16選】代表作(有名句)はこれ! 【文学での言及】    https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒバリ 俳句仙人. 季語:うららか 意味:いつも聞きなれた雀の声が、高らかに鳴くひばりの声に交じって聞こえてくる。 なんともうららかな春の日のことだ 俳句仙人 日野草城 (ひの・そうじょう) は、雑誌『ホトトギス』でたくさんの俳句を発表した. 【ホンシェルジュ】 美しい鳴き声をすることで知られ、ウグイスとともに日本の春を代表する「ヒバリ」。昭和の歌姫の名前の由来にもなっています。この記事では、そんな彼らの生態や「高鳴き」という習性、巣作りや子育て、季語としての扱いなどを解説していきます。 夏ひばりよき衣に替へ弾まんや 原コウ子 5. 「日本の鳥百科」ヒバリの紹介です(鳴き声あり)。全身茶色で、頭には小さな冠羽があります。空中でさえずる他に、牧柵、石など周辺より少し高い場所に止まって、よくさえずります。