?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。, 奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中で、恒一と鳴、二人の距離は徐々に縮まっていく。第二図書室の司書・千曳の協力を得つつ、“現象”の謎を探りはじめるが、核心に迫ることができないままに残酷な“死”の連鎖はつづく…。夏休みに入ったある日、発見させる一本の古いカセットテープ。そこに記録されていた恐ろしき事実とは! 死者の正体とは. Anotherとは、綾辻行人によって描かれた小説です。角川文庫で発行されている「野生時代」で2009年の5月から数回の休載を挟みながら連載されていました。単行本が出たのは同年の10月から発行され人気が徐々に上がってきました。さらに続編である「Another カスタマーレビューを見る. ?―ゼロ年代の掉尾を飾った長編本格ホラー、驚愕と感動の完結巻。, 書店で表紙を見てからずっと気になっていた作品ですが、ようやく手を伸ばすことにしました。, 綾辻行人さんといえば『十角館の殺人』だと勝手に思い込んでいましたが、本書を読んでその浅はかな認識は簡単にひっくり返されました。, 謎が謎を呼び、与えられた情報から推理するミステリ要素もあれば、それ以上に理解を越えた恐怖をリアルに描くホラー要素もあり、綾辻さんを語る上で外せない作品であることは間違いありません。, 主人公の榊原恒一は父親の一年に及ぶ海外の仕事の影響、そして自身の病気療養のために東京を離れ、夜見山にある祖父母の家に預けられることになりました。, 優しい怜子や祖父母のおかげで寂しい思いはしませんでしたが、夜見山には数十年前から続く恐ろしい『災厄』が存在し、恒一は次第にそれに巻き込まれていきます。, 恒一は夜見山にきてすぐ、二度目となる『自然気胸』という肺がパンクしてしまう病気にかかり、入院します。, これから同じ中学のクラスメイトとなるということで、代表してクラス委員の風見と桜木がお見舞いに来てくれました。, 一見友好そうに見える二人ですが、妙な質問をいくつもしてきたり、握手を求めてきたりと行動に不思議な点が見られます。, メイの目的地は地下二階ということでしたが、そこには倉庫や霊安室しかなく、病院関係者でもない少女が向かう用事などないはず。, 病院にお見舞いに来てくれた風見たちと同様、担任の先生や他のクラスメイトたちの間には不自然な緊張感が漂っていますが、恒一にはその理由が分かりませんでした。, クラスメイト全員は、鳴がまるでその場にいないかのように振舞い、誰もその行いを注意しようともしません。, さらに鳴の机だけがひどく古びていて、ここから連想されるのはいじめですが、それにしてもやりすぎというか、徹底されすぎています。, 恒一のこの違和感は当たっていて、いじめという認識が誤りであることが後に分かります。, 鳴は幼い頃の事故で左目を失い、義眼をつけていて、それを隠すために眼帯をつけていること。, 恒一が鳴と病院で会ったあの日、病院で『藤岡未咲』という人物が亡くなり、鳴はその未咲に届け物をしていたこと。, 知れば知るほど鳴の現実味が薄れ、恒一は、本当に鳴は存在するのか?と疑心暗鬼になります。, 恒一はクラスに蔓延する不自然な空気の理由を知ろうと調べていると、二十六年前の事件にたどり着きます。, しかしクラスメイトは、ミサキは死んでいないかのように振舞い、死んだという事実を受け入れないまま卒業式を迎えます。, クラスメイトの桜木が階段から落ちると、運悪く持っていた傘が喉に突き刺さって死亡します。, これを皮切りにクラスメイト、もしくはその親族が立て続けに亡くなる事故が起き、その頻度はとても偶然で片付けられるものではありませんでした。, いよいよおかしいと思った恒一は鳴に聞き、二十六年前から続く災厄について教えてもらいます。, 二十六年前、ミサキが亡くなったあの日から、ミサキの在籍していた三年三組は死に近づいてしまいました。, そしてあるきっかけで始まると、三年三組では毎月、一人以上の死者が出るのだといいます。, あるきっかけとは、誰も気が付かないうちにクラスの人数が一人、もっといえば死んだはずの人間が増えていることです。, 恒一たちのクラスで謎の現象が始まっていることは明らかで、つまり知らない死者が一人増えていることになります。, しかし、記憶や記録は辻褄が合うように改ざんされてしまうため、増えた人物を特定することはできません。, 風見たちが病室で恒一と握手していますが、あれは恒一が死者かどうかを見極めるための行動でした。, もちろん対抗策も講じられていて、その一つが『増えたもう一人の代わりに、誰か一人をいないものにしてしまう』というものです。, それが鳴であり、それでも死が止まらないことから効果を高めるために恒一も『いないもの』として扱われるようになったのでした。, 事情を知った恒一はそれに逆らわず、鳴とだけ過ごすようになりますが、それでも死は止まらず、一刻も早い対処が求められました。, こうして恒一や鳴、そしてクラスの関係者は疑心暗鬼になりながら増えた死者を探すことにしました。, 上巻はいわば問題提起のパートですが、謎が謎を呼び、本当のことが知りたいとページをめくる手が止まりません。, 下巻に入るとますます止めるタイミングを失い、物語の生み出す圧倒的な世界観に飲み込まれていきます。, 事件が起これば起こるほど超常現象に思え、ミステリが入り込む余地がないように思えますが、死者を探す過程、そして死者の正体には思わずなるほど、と声を出てしまいました。, しかし、それを前提・条件としてしっかり提示して、その上で納得のいく答えを出してくれるので、本書はフェアなミステリとしても秀逸だと思います。, 単なるホラーで終わらないところに、綾辻さんがこれまで培ってきたミステリに関する知識、センスが活かされています。, 最後に物語の中核となる『死者は誰か?』が明かされ、その説明も納得のいく素晴らしい仕掛けでした。, しかし、ホラーとして見た場合に、その恐怖が後半にかけて薄くなってしまったのがちょっと残念でした。, 物足りないと感じたのは、僕が本書にミステリではなくホラーとしての面白さを望んだからかもしれません。, 最後に批判的な意見を出してしまいましたが、広げた大風呂敷がきっちりとたたまれていましたので、その点においても本書は、これはこれで完成しているのだと思います。, 綾辻さんの代表作といえば『十角館の殺人』と思い込んでいましたが、まさかこんなに素晴らしい作品がまだあったなんて驚きです。, デビュー二十二年目で新たな代表作が生まれたのですから、これから綾辻さんの作品を読み始める人のいい試金石になるのではないでしょうか。, 作風からも若い読者が増えて、綾辻さんにとっても大きなターニングポイントになったのではないかと思います。, 本書には外伝にあたる『Another エピソードS』もありますので、本書の世界観に惹かれたという方はぜひ挑戦してみてください。. 夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか! ミステリー作家「綾辻行人」の原作をアニメ化した「Another」をレビュー。いとうのいぢ絵の美麗キャラが残酷に散っていく衝撃的な作品としてある意味伝説となったアニメです。今回はアナザーの感想・評価を語ります。ネタバレ注意! Another (上) Another (角川文庫) created by Rinker. 榊原恒一が転入してきた学校には、クラスメイトからずっと存在を無視されていた不思議な女生徒がいました。, 彼女を気にかけていた恒一でしたが、それがきっかけとなり次々と人が死亡するようになります。, 山﨑賢人(榊原恒一)、橋本愛(見崎鳴)、袴田吉彦(千曳辰治)、加藤あい(三神怜子)ほか, 中学3年生だった榊原恒一は、持病の気胸の発作で救急搬送されてしまい、そのまま入院することになりました。, ある夜、恒一は病院で人形を抱いて眼帯をしていた、ミステリアスな少女の見崎鳴と出会います。, しかし、クラスメイト達はその席は空席だと言って、鳴が存在しないかのように振る舞うのです。, 叔母で副担任の三神怜子から、クラスの決め事は必ず守ること、と念を押されていました。, 疑問を覚えながらも話しかける恒一に対して、鳴は「気をつけてね。もう始まってるかもしれない」と謎の警告を発します。, クラスメイトは岬の死を素直に受け入れられずに、卒業まで彼女が生きているかのように振る舞い続けてきたそうです。, その後も鳴のことを気にする恒一に対して、クラスメイト達は、ここにいないものの相手をするなと不可解な忠告を与えてきます。, 恒一の机の中には名簿が入っていて、恒一と鳴の席に大きなバツ印がついていたのでした。, 3年3組は、死にまつわった異常な現象が次々と起きていて、あるルールが決められていました。, そこで3組の生徒達は、恒一もここにいないものにすることで、ルール破りも無かったことにしようとしていました。, 岬を生者として扱い続けていた3年3組には、翌年からいるはずがない何者かが、クラスへ混じるようになりました。, 記憶や記録は改竄されて死者自身にも自覚が無いことから、死者は違和感なくクラスへと紛れ込んでいたのです。, 歴代の3年3組は増えた死者の代わりとして、生者を1人いないものとすることでうまくバランスを取り、現象の発生を防いできたのでした。, 鳴はこの不思議な能力を嫌っていつも眼帯をしていたのですが、能力を拒絶しない恒一に対して嬉しそうな顔を見せたのです。, 鳴と恒一をいないものにしていた3年3組でしたが、その現象は止まらずに担任教師や、夜見山市の外へと逃げようとした生徒の死亡事故が相次いで起こります。, 怜子は止まらない現象に対して、いないもの以外の対策を取るべきだ、と提案したのです。, そしてうまく死者を殺害すれば現象は止まるということが、クラス中に広まってしまいました。, 燃え盛る合宿所へ引き返した恒一と千曳は、死者に鎌を振り上げている鳴を発見してしまいます。, しかし、死者が紛れ込んだ理由を解明出来なかった恒一達は、カセットテープに自分達の声を録音します。, 2人は未来の3年3組に向けて現象を説明して、封じる方法を見つけて欲しいと頼んでいました。, 2012年度の3年3組の少女に対して、成長した恒一はそのカセットテープを渡します。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。.

監督:古澤健 出演者:山﨑賢人(榊原恒一)、橋本愛(見崎鳴)、袴田吉彦(千曳辰治)、加藤あい(三神怜子)ほか, ここからは映画「アナザー Another」のネタバレを含んでいます。あらすじの結末まで解説していますのでご注意ください。, 舞台は1998年4月19日、架空の地方都市夜見山市。中学3年生の榊原恒一は、持病の気胸の発作で救急搬送されそのまま入院することになりました。恒一は父の仕事の都合で夜見山市に越して来たばかりです。ある夜、恒一は病院内で、人形を抱き眼帯をしたミステリアスな少女見崎鳴と出会います。5月6日にやっと夜見山北中学に初登校した恒一。所属クラスは3年3組です。恒一は教室内で、窓際の一番後ろの席に座る鳴を発見しました。しかしクラスメイト達はその席は空席だと言い、まるで鳴が存在しないかのように振る舞います。叔母で副担任の三神怜子からも、クラスの決め事は守ること、と念を押されます。疑問を覚えつつも話しかける恒一に、鳴は「気をつけて。もう始まってるかもしれない」と謎の警告を発しました。, ある日、恒一はクラスメイトから3組の秘密を説明されます。今から26年前の1972年。当時の夜見北中学3年3組で、1人の生徒が死亡しました。夜見山岬というその生徒は誰からも好かれる人気者でした。クラスメイトは岬の死を受け入れられず、卒業まで彼女が生きているかのように振る舞い続けたそうです。そこで突然恒一は発作に襲われ、詳細を聞くことは出来ませんでした。その後も鳴を気にする恒一に、クラスメイト達は<いないもの>の相手をするなと不可解な忠告を与えます。満足に事情を説明して貰えない恒一は構わず鳴に近づきました。そしてついに恐れていた事態が発生します。3組の女生徒が、校内で無残な事故死を遂げてしまったのです。集まった3組の生徒は「ルールを破ったからだ」と呟きます。更にクラスメイトの姉がエレベーターの事故に巻き込まれて死亡します。そして6月8日の朝。恒一が登校すると、教室では何か話し合いが行われていました。恒一が話しかけても、誰も反応すらしてくれません。恒一の机の中には名簿が入っており、恒一と鳴の席に大きなバツ印がついていました。そして「あとは見崎に聞け」とメッセージが残されています。, 鳴の元へ向かった恒一は、彼女と司書教諭の千曳辰治からやっと詳しい説明を受けます。3年3組では、死にまつわる異常な<現象>が起きていました。クラスの中の1人を存在しない人間、<いないもの>として扱うこと。それを破ると3組に関わる人間やその身内に次々死が訪れるというのです。鳴は今年度の<いないもの>でした。しかし恒一が鳴に接触したことで死の<現象>が始まってしまいました。そこで3組の生徒達は、恒一も<いないもの>にすることで、ルール破りも無かったことにしようとしているのです。千曳は26年前の3年3組の担任教師でした。岬を生者として扱い続けた3年3組には、翌年からいるはずの無い何者かがクラスに混じるようになりました。彼らは過去<現象>によって死亡した<死者>達。記憶や記録は改竄され、<死者>自身にも自覚が無いことから<死者>は違和感なくクラスに紛れ込んでいます。そして<現象>が終わると秩序が戻り、皆<死者>についての記憶を失います。歴代の3年3組は増えた<死者>の代わりに生者を1人<いないもの>とすることでバランスを取り、<現象>の発生を防いできたのです。自分が<死者>かもしれないと疑う恒一でしたが、鳴ははっきりと否定します。鳴は4歳の時病気で左目を失い、現在は義眼を使っています。その義眼には死の色が映るらしいのです。恒一には死の色が見えない、だから大丈夫だと保証する鳴。鳴はこの不思議な能力を嫌っていつも眼帯をしていましたが、能力を拒絶しない恒一に嬉しそうな顔を見せます。, 鳴と恒一を<いないもの>にした3年3組でしたが、<現象>は止まらず、担任教師や夜見山市の外へ逃げようとした生徒の死亡事故が相次ぎます。恐怖にかられた教室内では諍いが表面化し始めました。<現象>について調べる恒一達は、ある日旧校舎でカセットテープを発見します。再生してみると、ある生徒の告白が録音されていました。彼は1983年の3年3組に所属していました。そして夏のクラス合宿中に、1人のクラスメイトを殺害してしまったというのです。しかし他の生徒は被害者を覚えておらず、遺体も見つかりません。彼が殺害した人間こそ、1983年の3組に紛れ込んだ<死者>だったのです。<現象>を止めるには<死者>を死に還せばいいと突き止めた恒一達。そこへ怜子が現れ、2人を3組の教室に招き入れました。騒然とする生徒達。怜子は止まらない<現象>に対し、<いないもの>以外の対策を取るべきだと提案します。そのためのクラス合宿を計画していました。怜子もまた、合宿以降<現象>が止まった1983年のことを突き止めていたのです。反発する生徒に対し、怜子は死を待つより行動すべきだと訴えるのでした。, 8月8日。怜子と千曳の引率で3年3組は合宿所へ向かいます。恒一は念のため、旧校舎で見つけたカセットテープを持参していました。<現象>への恐怖や怒りに満ちたクラスは最悪の雰囲気です。恒一を怪しんだクラスメイトの1人が荷物を漁り、テープを発見します。そして<死者>を殺害すれば<現象>は止まるということがクラス中に広まってしまいました。生徒達は疑心暗鬼に陥り、ついに殺し合いが始まります。混乱の中ガス漏れによる爆発が起こり、炎にのまれる合宿所。生き残った生徒は駐車場に集まりますが、鳴の姿がありません。燃え盛る合宿所に引き返した恒一と千曳は、そこで<死者>に鎌を振り上げる鳴を発見します。鳴が左目で見つけた死の色を纏う<死者>。その正体は怜子でした。千曳が怜子を問い詰めると、柵が外れ千曳は火の海に落下してしまいます。一緒に落ちかけた怜子の腕を掴む恒一。恒一は怜子が<死者>だと信じたくありませんでした。しかし鳴の左目には真実が映っています。全てを悟った怜子は恒一達を守るため、腕を振り払い自ら死を選びました。後日、恒一と鳴以外の人間は、やはり<死者>である怜子のことを忘れていました。今年度の<現象>は終わりました。しかし結局<死者>が紛れ込む理由を解明出来なかった恒一達は、カセットテープに自分達の声を録音します。2人は未来の3年3組に向けて<現象>を説明し、封じる方法を見つけて欲しいと頼みました。――そして時は流れ、2012年4月。2012年度の3年3組の少女に、成長した恒一はカセットテープを渡します。生徒達が着席した教室で担任として教壇に立ったのは、死亡したはずの千曳でした。<現象>の幕が開き、この物語は終わりを迎えます。, 映画ネタバレあらすじ一覧  |  お問い合わせ  |  利用規約©2020 映画ウォッチ. ヒルナンデス 川西 静止画 By 銀座お ので ら の女性寿司職人 0 Comments Like.

harutoautumn 2020年7月8日. アナザー ネタバレ 死者 正体 . アナザー ネタバレ 死者 正体. 死者の正体とは.

Anotherとは、綾辻行人によって描かれた小説です。角川文庫で発行されている「野生時代」で2009年の5月から数回の休載を挟みながら連載されていました。単行本が出たのは同年の10月から発行され人気が徐々に上がってきました。さらに続編である「Another エピソードS」や軽装版「Another」などが出ています。今回はアニメ版Anotherのあらすじやキャラクター、感想などをまとめていきます。アニメ版の評価はどのようになっているのかまとめていきます。, ホラー、サスペンス、ミステリーを融合させた独特な雰囲気を醸し出す作品となっているAnother。原作でも「このミステリーがすごい!」国内編で堂々の3位に入賞、累計発行部数は約65万部を超える大人気作品になっています。そんなAnotherのアニメの評価はどうだったのでしょうか?実写映画もされたAnotherの魅力的なキャラクターたち、アニメでのあらすじと感想などをまとめていきます。, Anotherのおおまかなあらすじは1998年の春に主人公の榊原恒一は病気療養のため、田舎の母の実家ですg超すことになります。その近くの学校である夜見山北中学校に転校します。一見温かく迎えられたクラスではどこか恐怖に怯えている雰囲気が感じられた恒一ですが、そのクラスの端の席に座っている少女、見崎鳴に何故か惹かれるようになりますが、鳴のことを聞いても誰も返事をしてくれなくなり、あることを知るのです。, 恒一は確かに彼女が見えていますが他の生徒はそれに気づいていない、気にしないようにしている風にも見てとれたのです。そんなことを気にしているとき、クラスメイトの1人が惨たらしい死を遂げてしまい、恒一はその時になりようやくクラスメイトから今起こっている3年3組の現状を聞かされるのです。そこからAnotherの物語は生々しい方向へと動き出していくのでした。, ここでアニメAnotherに登場するメインキャラクターを簡単にまとめます。まずはこのAnotherの主人公である榊原恒一です。物語の最初で東京から引っ越してきたという描写がありますが、彼の父親の仕事の都合と自然気胸という持病を持っており、実家に引っ越し夜見山北中に転入してきます。現実でも起きた事件のことで恒一もからかわれ、自然気胸になったのではと考えられます。, 3年3組で行われている、いないものの役を負っていた見崎鳴に話しかけ、その直後にクラスメイトが死んでしまったため、事情が分からないまま恒一のいないものとして扱われるようになります。しかし、そのことで誰か言及したり咎めたりはせず、鳴との交流の機会、もっと鳴と話したい思いからいないものの役を続けます。そして、クラスが置かれている状況を知り、解決へと動き始めるのです。, 榊原恒一の声優を務めたのが、阿部敦です。アニメや芝居が大好きだったことから声優という職業に憧れを抱いていた阿部敦。大学卒業後にアルバイトしながら声優アカデミーに通います。そして2007年に放送されたテレビアニメ「しゅごキャラ!」で主要キャラクターである相馬空海役を演じてから声優としての才能を開花させます。そして大人気アニメ「とある魔術の禁書目録」の主人公上条当麻役を演じ知名度を高めます。, 本作品のヒロインであり謎の雰囲気をまとった少女見崎鳴。家は人形専門店「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。」という店をやっています。鳴が小さい頃に左眼に腫瘍がありそれを取り除いた代償に眼を失ってしまいました。なので、母親の霧果が作った義眼を左眼に入れており、その上から眼帯をつけています。その眼帯も相まってか、周囲からは少し距離をとられています。, 3年3組が災厄を回避するために鳴はいないものの役になってしまいますが、彼女はその役を受け入れているようにも見えます。恒一が転校してきた時からすでにいないものの役をやっていました。最初は鳴はいないもの役を全うするために恒一を遠ざけようとしましたが、彼の優しさに気づき途中で同じ立場になりそこから仲を深めていきます。アニメ版では感情の機微が少しずつ増えていきます。, 謎のオーラをまとったキャラクター見崎鳴を演じたのは高森奈津美です。2009年に放送されたアニメ「White Album」でアニメオリジナルキャラクターの桜団役で声優デビューを果たします。声優をやる前にはJR東日本での勤務経験もあると言われています。関東の方言が強い特徴があり甲州弁が強いです。また、山梨県出身ということもあり富士吉田市の観光PRキャラクターの桜織のキャラクターボイスも担当、幅広く活動しています。, ミステリー要素やサスペンス要素が強く面白いと感想が多いAnother。ここからはアニメ版Anotherのあらすじを簡単にまとめていきます。1話「Rough sketch 素描」では主人公の榊原恒一が転校してくるところから始まります。その時に恒一の叔母から「クラスの決め事は絶対に守るように」と念を押されます。14年前に夜見山北中を卒業している叔母からそう言われては無視するわけにも行かず頭の隅に置き3年3組に所属します。, 視聴者のスロースタートだったという感想が多い中、体育の授業になり身体が弱い恒一は見学しますが屋上で見かけない生徒を見たため追いかけます。それが見崎鳴との初邂逅でした。鳴に恒一は「死を連想させる名前、しかも学校が舞台で残酷で理不尽な死がつきまとう」など唐突に言われ言葉を失う恒一。最後に鳴から「3年3組はもっとも死が近い場所」だと言われます。, 意味深な言葉を残し去っていく鳴。その言葉を理解できずにいた恒一のところにクラスメイト達が様子を見にやってきます。もやもやが残る中美術の授業でクラスメイトの望月が書いた「レモンの叫び」が気になる恒一。望月にはレモンが奇怪に見えていると知り、興味を持ちます。授業が終わり同じくクラスメイトの勅使河原と合流、3人で話しているとふと勅使河原が「寄りにもよって呪われた3組になるなんて」と…, それが失言だと感じ取った恒一は聞こうとしますが、望月が引っ張っていき聞けず仕舞いに終わります。何かを隠していると確信しながらも鳴を見かけ一緒に図書室へ。色々と鳴と話し分かったのはクラスメイトは鳴と意図的に関わらないようにしているということでした。謎が深まるという感想が増えてきたのもこの辺りからです。鳴の他に司書の千曳辰治、叔母の怜子、病院で世話になっている水野に様々な話を聞く恒一。, 色々と知りつつある恒一。そして鳴の家である人形屋「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。」に案内され、鳴の左目のこと、鳴と仲がよかった未咲んこと、そして本命の3組のことを聞こうとしたがタイミングが悪く聞けずにいました。鳴の母親の霧果や夜見北の噂話などさらに謎が深まります。次の日の放課後、雨が強く帰れなくなった恒一、そのことに気づいたクラスメイトの桜木が一緒に帰ろうと声をかけてきました。, 恒一は鳴のことについて聞きましたが、桜木はひどく動揺、拒絶しました。そこで勅使河原、避けられている本人から「いない者」のことについて聞きます。いない者は見えなくなる、見てはいけない者として扱われるのです。その話をしている時、教室から桜木が走って帰ろうとしていました。何かがあった様子ですが、恒一と一緒にいた鳴を見てしまい動揺、そのせいで階段から落下、持っていた傘が喉に突き刺さり死んでしまいます。, 第一の贄として桜木が死んだことは瞬く間に学校中に広がっていました。遂に呪いが始まったなどを意味する「始まった」「ある年」など不吉な会話が目立つように。ある年というのは、呪いがあると3組の誰かが一人ずつ死んでいくという不吉な呪いなのでした。そんな中、病院でお世話になっている水野とその話をしていると、恒一と同じクラスで水野猛という弟がいることが明かされます。, 二人は、今何が起こっているのかを突き止めるため、恒一は情報収集、水野は弟に聞いてみることに。勅使河原や委員長の赤沢、そして鳴。色々な人に聞きますが核心を得た答えは返ってきません。そして水野綾乃から電話があり、弟から過去に起きた事件や呪いの概要を聞かされますが、鳴の話になった途端異変。水野は屋上からエレベーターに乗って1階に戻ろうとしていましたがそのエレベーターが自由落下を始め死んでしまいます。, 水野綾乃に続き、クラスメイトの高林も持病で死んでしまいます。重苦しい空気の中、恒一は授業をさぼり図書室で自身の母親のアルバムを見て辰治に聞きます。辰治も母親の律子のことを知っており思い出話を聞かせます。肝心な所を聞こうとした所、赤沢が恒一を呼びに来たのです。結局また聞けず仕舞い、先生に呼ばれているという要件を伝え、去り際に「ごめんなさい」と残し去っていったのです。, 先生からは「クラスの決め事は守るように」と言われ水野のことも聞かれ、次の日恒一もいない者の扱が始まりました。机の中には望月からの伝言とクラス名簿をもらい鳴の所へ。いない者となった二人は様々な事を教えあい、これから二人で助け合っていくことになります。26年前から3年3組では同じような事が起こっており色々なことを試して災厄を止めようとして、結局いない者を決めて災厄を止めようとしたのです。, 難しい感想が目立つ中、いない者同士になった二人は同じ時間を長く共有するようになりました。鳴の興味や恒一の趣味などが分かる回でした。そして呪いには危険な立場と安全な立場があることを司書の辰治に教えてもらいます。そして、今年は災厄がない年だと言われていましたが何故かある年になってしまったのです。そして叔母である怜子も災厄にあっていたことを知るのでした。律子も怜子もある年の出身でした。, 次の日、学校は変な雰囲気をまとっていました。落ち着かない中先生がバッグを持って教壇に立ちました。ひどく怯えた様子でした。, 先生は神妙な面持ちでバッグから包丁を取り出し喉元に突き立てそのまま刺し貫きました。冒頭からショッキングですが、いない者を増やしても災厄は止まらないという結論になりいない者の扱いをやめることに。災厄はどうやっても止まらないという考えでしたが司書の辰治に途中で災厄が止まった年があることを教えてもらい、その止まった年でやったことを再現することにしたのです。, その方法が山奥にある合宿施設で合宿をすることというのでした。その施設の近くには神社ががありそこでお参りをして止まったのではと考えられ、副担任だった三神先生も合宿をしようと計画していたのでした。そして、赤沢、勅使河原、望月と改めて今後のことを話し合い、鳴と人形の関係についても明かされました。そして、いつもは眼帯をしている左眼で恒一を見つめ「恒一は死者ではない」と告げるのでした。, 8話のあらすじとしてAnother本編とはつながりが薄いので簡単にまとめますが視聴者の感想では楽しかったという感想が多かった回となりました。ストーリー自体が重いのでたまにこういう息抜きの回があってもいいという感想が多かったので結果オーライでしょうか。様々なメインキャラクターが一堂に会するに回ですのでお気に入りのキャラクターの新たな魅力を見つけられるかもしれません。, 出典: http://junkheadnayatura.blog24.fc2.com, 息抜きもつかの間、風で飛ばされたビーチボールを取りに行った中尾がクルーザーのスクリューに巻き込まれ死亡します。ここは夜見山の外なのに災厄を彷彿させます。そして、その場に居合わせていた災厄の生き残りである松永が「俺が守った....俺がみんなを守ったんだ....だから俺は残したんだ、アレを....教室に」という言葉を残しました。, 辰治が警察から聞いた話では夜見山の自宅で階段から落ち頭を打っていたと言います。災厄からは逃れられないという現実が突き付けられました。そして恒一は松永の言葉を望月と勅使河原に伝え旧校舎に向かうことに。途中で綾乃と小椋に会い、手伝ってもらえないかと聞きますが二人は帰ってしまいます。そして旧校舎で一つのテープを発見、それは松永自身が災厄を止めるために行ったことを後の3組達に残していたのでした。, その日は綾乃が夜見山から引っ越すことになっていたのです。綾乃は小椋だけに教えており「またね」と言い別れました。しかし、道中、崖から車ごと転落し死亡。さらに小椋の家にクレーン車が突っ込んでおり、引きこもりの兄、敦史がいましたが…災厄は止まることを知りません。, 災厄が止まらない中、いよいよ合宿の日に。会場は咲谷記念館、そこで今いるクラスメイトで写真を撮りました。そして望月は松永が残したテープの復元に成功し、4人で集まり聞いてみることに。そこでは松永が「死者を死に還せ。それが始まった災厄を止める方法だ」と残していたのです。つまり。元から死んでいる人がこの3組の中に紛れ込んでおり、そこから死人を探すということです。ここからAnotherは佳境に入っていきます。, その事実を知ったクラスはパニックに陥ります。そして恒一は鳴の元に訪れ、26年前の母親の写真を持っていき、鳴に見てもらいます。鳴の左眼は「見えなくていいものが見える」という人形の眼なのでした。そして恒一もその眼から鳴は死者じゃないと確信しました。そして鳴にはその死者が誰なのかもわかっている様子。その人を聞こうとしたところ、勅使河原が部屋に転がり込んできました。「俺、やっちまったかも」と言い…, 誰もが疑心暗鬼に陥り、各々がクラスメイトを死者と断定し殺そうとしていたのでした。勅使河原もそのくちであり、同じクラスで腐れ縁の風見を2階から突き落としたのです。そこで枷がなくなりあらゆる方法でクラスメイト達同同士の殺し合いが始まったのです。そして赤沢が館内放送を使い、鳴を死者と断定。その放送を聞いた人たちが鳴と恒一に襲い掛かってきます。「死者がいなければ、こんな悲しいことも…」鳴は駆け出します。, Anotherの最終回のあらすじ、会場は火に包まれ、恒一と鳴は赤沢に襲われます。しかし、雷が轟き施設の窓ガラスが割れ、赤沢に降りかかります。鳴に映る赤沢が死の色に染まります。鳴を先に行かせ赤沢と最後の会話をし赤沢は絶命します。その後、鳴に電話すると「恒一は来ないほうがいい、私が終わらせるから」といい電話を切ってしまいます。鳴は一人で死者と向き合い殺そうとしていたのでした。, 鳴はつるはしを持って死者と対峙します。丁度死者は大木の下敷きになっていたのです。恒一は死者の姿を見て言葉を失います。それもそのはず、死者というのは3組と副担任三神先生、恒一の叔母である怜子だったのです。今年の災厄はなぜ起こったのか、今年は席も足りていたのですが、職員室の席の方が足りていなかったのです。鳴のことを信じ、自らの手で怜子さんを殺します。母の面影を重ね「さよなら、お母さん」と残します。, 災厄は終わり平和なひと時が訪れます。恒一と鳴、そして司書の辰治だけが怜子のことを覚えており3人で墓参りに行きました。災厄が終わり、恒一と鳴はすべて記憶し、背負っていく道を選びアニメAnotherは幕を閉じました。, アニメAnotherのあらすじを簡単にまとめましたが、アニメでの感想はあまりいい評価ではありませんでした。12話という短い中でまとめなければならないこともあり、かなり急ぎ足で作られていました。よく分からない設定などが急に出てきたりと、アニメAnotherを見て興味を持った方は小説版Anotherを一読することが勧められています。インパクト差では映像化されたアニメAnotherの方が感じられると言われています。, ミステリー、サスペンス要素が強い作品となっているAnother、そのあらすじと感想をまとめましたがラブコメの展開がすごく少なく、かなりのビターテイストのストーリー展開をしている作品となっています。そしてかなりグロテスクな内容となっていますので、苦手な方はご視聴は控えたほうがいいと言われています。サスペンスやその辺りのジャンルがお好きな方はぜひ。, Anotherアニメ版の評価・感想は?登場キャラクターやあらすじを紹介のページです。BiBi[ビビ]は映画・ドラマ・アニメなどのエンタメニュースを幅広くお届けするメディアです。今の暮らしを楽しくするトレンド情報を発信します。.